名無しの権兵衛。

kitaoka72006-05-28

昨日から今日にかけて疲労の癒えない長時間睡眠をとってしまった気がしてならない。電気はつけっぱなしだしコンタクトは付けっぱなしだしパソコンまでつけっぱなしでメシは食ってないし風呂にも入ってないし布団はぐちゃぐちゃだし!!
これのせいとは言いませんがこの原因の一端を担っているのはジャパンに昨日借りた燃えよペン吼えろペン(1〜5巻)、大魔法峠を昼過ぎに学校帰ってきてから読破したこと。ただでさえ疲れそうな内容なのに一気に読んで熱い何かを感じつつ疲れてしまったのであろう。と、それにともなって昼飯を抜いてしまったこと。続きを読みたくなるせいで中断できなかったというのと単に家にロクなものがなかった、更に庭先を改装するとかで工事屋がガンガン作業してたり、休憩するもんだからリビングにいるのが嫌だったとか複雑な要素が重なり合ってそうなってしまったのである。もっと言えば一昨日、爆破猿の祝福焼肉の会(ほぼ爆破猿持ち)で色々とはしゃぎすぎたせいもあるのかもしれない。更に更に土曜は1げんからしっかり授業に出たこととか授業で見せられた忍者武芸帳のアニメの手抜きっぷりというか、時代が時代だから仕方無いと理解してから内容を楽しみだしたがあまりに長くて疲労がたまったという流れもあるのだろうか?究極を言えば終始反省しっぱなしでありながら凹んじゃダメだという相反するところで精神的負荷がかかっていたのもまた事実だろう。


長々と書いたが俺が不本意な睡眠をとってしまった理由などそういえばどうでもよかった。


しかしまたこのかえって疲れる睡眠と昼過ぎまでそれによって時間を潰してしまった事で折角の日曜日が台無しになった感がしてならない。どこに出かけるわけでもなく、何か課題ができたわけでもない。阪神は負けるし夜は見たいテレビが無いしで最悪な部類に入る日曜日といっていいだろう。
しかし一つだけあった、今日素晴らしいこと。


カブト。
今回だけは、細かいツッコミなしでいい話でした。
平成ライダーシリーズの中でも1,2を争う感動話であると思われます。
そして感動の演出の他も細かく凝っていてステキな回でした。
ライダーシューティングを相殺するライダーキック。
予想はついてましたがこういうイレギュラーな見せ方が好き。
ただ蹴り返すだけでなくやっぱ吹っ飛ぶよね、これだけの力同士のぶつかりあいだとというのが感じ取れてよかった。(影山に食らわした時はきっとシューティング自体手加減されていたから大丈夫だったと脳内補完。)
居場所がわかってるなら変身して力づくで救出すればとか思った。
大介バカなんじゃないかとも思った。
その辺天道がキチンと頭はあまりよくないらしいとか言ってくれてて補完された。。今回は比較的このくだりでマスクドフォームが活躍しててナイス。そして水中戦。期待してたほどCGは頑張ってないとか思ってしまったがそれでもよくやったと褒めたい。天道が悟られずキャストオフしてあたかも爆散したように見せて逃走。あそこはCG頑張ってたな〜。

で、大介がただのバカというと可哀相なのでフォローすると仮にも影山ザビーの監視付きの面会だったわけで下手なことをすれば実力で排除される危険性も否めない、というか影山派絶対そうするはず。もっとまずければゴンの命さえ奪いかねない。それにあの施設には多くのゼクトスタッフが常駐してるようなので迂闊な事はできないだろう。(変身すればいい話というのは都合がいい解釈と判断。)それはやはりゴンに危険が及ぶ可能性があるから。まず大介はあの施設の場所を知らない可能性すらある。場所を特定できないようにしてあの場所まで大介を連れてくるくらいの措置はおバカな影山とはいえとるだろう。(デスノートのあれみたいに目隠しとかして。)あのドアもただのドアと思わせつつCGでそれっぽく特殊なセキュリティの施されたドアということを上手く表現していた。そしてなにより風間大介にとって天道総司はおよそ自分にとって消えてしまっても大きな影響はないし、むしろ敵対していた関係なのだからお前が消えてくれればというのはまぁまぁ合点のいく話である。


こんな時に仕事を受けるのかとも少し思ったが。よくよく考えればとりあえずカブトを倒し一区切りついたものの、ゴンは捕らえられたまま。とはいえちゃんと生きていることも確かでこれからもゼクトの狗とされるのか・・・?というところなので仮にも大人である大介がわざわざこの前から引き受けている仕事を蹴る必要はないだろう。心ここにあらずな描写もされていたし自分を蔑むような普段見せない大介の本心のようなものも垣間見えた。そして味噌汁。
まさか先週の味噌汁のくだりをこんな重要なところに繋げるとは・・・多少強引な流れを感じはしたがさほど違和感は感じなかったし、いい流れだと思った。
細かいところを言えば天道が料理に睡眠薬を入れるのを反対し、美味い料理で夢中にさせるという作戦。コミカル的な描写ではあるがそれはカブト世界では当然であるしなによりその卑怯チックなやり方を許せないところがなんとも好感が持てる。


そして別れの時。
母親の演技がよかったです。ワームに襲われながらも我が子の元へ必死で駆け寄ろうとする。母親を助けるために銃撃しながら変身していく大介がマジでかっこよかったです。そしてまだゴンの手は離しません。
母親がやっとの思いで辿り着き。
そして遂に大介はたった一人の相棒の手を再び離します。今度はあるべき母親のところへ返すために。
その後ザビーがドレイクを抹殺せんと戦闘に加わってきますがしっかりと因縁のワームをドレイクにとどめをささせたのが制作陣ナイスです。そして天道も参戦「子供は宝物・・・・・・この世で最も罪深いのは、その宝物を傷つける者だ。」流石に今回は天道の怒りみたいなもおんを感じて大介とセットですごくかっこよかったです。そして影山を懲らしめるための連携プレイ。裏の裏をかいたライダーシューティングキックが炸裂です。設定上色々とおかしいと言ってる人もみかけますがその辺は解釈の仕方でどうにでもなるしなによりそれを気にさせないシーンであったとも言えます。

我が子を庇う必死の母親の姿に記憶を取り戻した百合子。
再会に涙を流します。
そしてクロックアップ状態のドレイクはその涙を掌に受け・・・クロックオーバー。戦闘とは別のところでクロックアップを効果的に使った演出でした。


数日後街で親子と出会う大介。

記憶が全て戻れば記憶を失っている間のことを忘れてしまうという。
それを否定したゴン。
しかし現実はそうはいかなかった。百合子は全て覚えておらず脅えてしまう。
悲しみをこらえながら「君のかわいさはまさにひとつの…ひとつの…」といつものような言葉を口にする大介だったが、もう百合子はフォローしてくれない。
「オレのことは忘れてしまった、ということか。いいんだよ、それで」。
大介は去っていく母子の背に別れを告げると、一人バイクで走り去った。
一部公式サイトのストーリーから引用しましたが。この年頃の子供を考えればこれが一番幸せでいられるというものです。それは大介もわかっている。
哀愁漂う背中でした。


今回の話はほんとに良かったです。泣きこそしませんでしたが感動しました。
これが井上脚本の(希に出る)底力か。
ただゴンこと百合子とはこれで勿論お別れとなってしまうわけですが、大介=ドレイクもひとまずここで退場みたいな感じにテレ朝公式のインタビュー見てる限り書いてあるんですが・・・再登場・・・ありますよね?とりあえず映画には確定で出るようなので、ちなみに矢車さんも映画には出るようなので。どちらも再登場楽しみにしてますよ!!


さて予想通りサソードゼクターがちょこっと映って引きでしたね・・・次回予告見るからし神代剣は嫌いです!!サソードのデザインは好きなのになぁ。
ところでガセかもしれませんがクワガタのガタックは加賀美君が資格者になるとか・・・番組開始当時から希望してたことですけどね。後々クワガタライダーでそうだから加賀美君になって欲しいって。そういやこの早い時期に映画版の映像でCMやってた。楽しみです。今年は気が向いたら去年よりは観に行きたいですね。


これだけの長文書いてたら気付かぬうちに1時間以上経ってたりする。
し、死ねる・・・